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それいけ!ドンくん
それいけ!ドンくん

筆者:ドンくん (FTM/20歳)
大学1年の時に性同一性障害の人と出会ったことで、今まで逃げていた『自分自身と向き合うこと』を始めて早2年。
大学3年となった今、就職活動の真っ最中!男として働きたい、何度も諦めそうになった夢を求めて
悩みながら、泣きながら、それでもネクタイ締めて説明会に参加する、そんな僕の凸凹就活体験記です!
<目次>

声が出せない

色んな人の協力と励ましのおかげで、こうしてちょっと秘密の就職活動を続けることができています。
でも、僕の心はとても弱いのだと、ある会社の就活セミナーに参加して思い知らされたことがありました。その時の話をします。

その日参加したセミナーは、女性が社長のベンチャー企業で、女性の社会進出を応援するような「女性のための女性による・・・」みたいな感じの企業でした。

会社に行くと、まず受付のお姉さんが若くて美人でビビりまくり、案内された部屋では学生が女の子ばかりでさらにビビりまくり、隣に座った子と会話をしなければならなくなって僕の頭はまたもやパニック!!

隣の女の子は僕のことを男と思っている模様。
だからまたもや、声が出せない!!でも、会話しないと・・・。
でも、声を聞かれたら男じゃないって思われてしまう!

僕はただ、うなずくしかできませんでした。ほんの少し話しただけ。
声が出ない。というか、出せない。怖い。ばれるのが、その子の視線が、怖い。
みんなからどう思われるのか、気になって怖い。

僕はそのセミナーの帰り道、自分の情けなさに悲しくて、悔しくて...
本当に情けなくて、抜け殻のような気持ちで電車から移る景色をボーっと見ていました。

ドンくん対談音声、公開中!

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