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それいけ!ドンくん
それいけ!ドンくん

筆者:ドンくん (FTM/20歳)
大学1年の時に性同一性障害の人と出会ったことで、今まで逃げていた『自分自身と向き合うこと』を始めて早2年。
大学3年となった今、就職活動の真っ最中!男として働きたい、何度も諦めそうになった夢を求めて
悩みながら、泣きながら、それでもネクタイ締めて説明会に参加する、そんな僕の凸凹就活体験記です!
<目次>

やる気が絶望に

そんな感じで、やるぞって意気込んでいた矢先、僕は家族と衝突してしまいました。

僕は一度、春先に家族と就職のことで意見が対立してしまってから、家族とは就活のことは全く話題にしていませんでした。
 (僕の家族は父、母、兄1人の、4人家族です。そして、僕のことを知っているのは父親以外。父親にはどうしてもまだ言えていない状況です。父親はとても厳しく、恐い人なので、いつか、僕が対等に付き合えるくらいになったら、話そうと思っています。)

とはいっても母親はやはり就職のことが気になっていたらしく、体調が悪かったのも重なって、ある日大爆発してしまいました。
この家を出るまでは女でいろ、それが母親の出した答えだったのです。

分かるけど、分からない。それが僕の気持ちです。
母親が心配して言ってくれているのは分かります。感謝もしています。
安心させてあげたいという気持ちもあります。
でも、女で生きるなんて、考えると胸の辺りが痛い。
この痛みをずっと我慢するなんて、そんなの生きている意味なんてない!そういう気持ちも強く、強く湧き上がっていました。

どうして分かってくれないんだ!叫びたい気持ちでした。
でも、それはわがままだと思いました。これ以上母親を傷付けたくない。

僕はその話し合いのときに、女で就職活動をすると約束しました。
そしてその晩、真っ暗の部屋で、僕は独りぼっちの寂しさが本当に、本当に怖くて、眠ることもできず、ずっと、ずっと泣いていました。
今までのやる気はもうなくなっていました。
何もやる気が起きない状態がそれから続きました。
 
-続く

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